作品詳細
- Title:象と鯨図屏風 Zo to Kujira-zu Byobu(Elephant and Whale Screens)
- Date:寛政7年(1795年)
- Dimensions:各159.4×354.0cm
- Medium:紙本墨画 六曲一双
- Collection:MIHO MUSEUM
作品解説
平成20年(2008年)に存在が確認された屏風で、右隻に白象、左隻に鯨が描かれています。
享保14年(1729年)、若冲が14歳の時に長崎から江戸まで象が運ばれ、民衆も見る機会がありました。
鯨は魚と思われていたらしく、実際にはない背びれが描かれています。
「米斗翁八十二歳画」と署名がありますが、還暦以降は改元ごとに1歳加算しているとすると、実際には80歳のときの作品ということになります。
印は「藤女鈞印」(白文方印)、「若冲居士」(朱文円印)。