作品詳細
- Title:鉦叩き図
- Date:江戸時代(18世紀)
- Dimensions:102.2cm×30.0cm
- Medium:紙本墨画
- Collection:石峰寺
作品解説
「鉦叩き」とは、僧形で念仏を唱えて歩く芸能者です。この図の鉦叩きは十徳をはおり、首から摺鉦をさげています。このような同時代の人物像は、若冲はあまり残しておらず、珍しい作例です。
画面の和歌は「後の世は はちすの上に法のみち 手にとるかねの声にしるしも」(芝山持豊)。
署名はなく、印は「藤汝鈞印」(白文方印)、「若冲居士」(朱文円印)。