創刊記念『國華』130周年・朝日新聞140周年 特別展「名作誕生-つながる日本美術」 2018年4月13日(金)~ 2018年5月27日(日)東京国立博物館
「名作誕生-つながる日本美術」の2回目は、TNM & TOPPAN ミュージアムシアターで「洛中洛外図 舟木本」のVR作品を5月25、26日の2日間限定で上映するというので、それにあわせて行ってきました。
うーーん、VRって冒頭の桜のところだけ?
細部を拡大して解説してくれたのですが、特にVRは関係なかったような?
なぜ京都が「洛」と呼ばれているかというと、もともと平安京の東半分が「洛陽」、西半分が「長安」と呼ばれていたものの、「長安」は栄えず「洛陽」だけが発展し、さらに「陽」が省略されたためだとか。
その舟木本もじっくり見ましたが、今回の目玉は彦根屏風。
その隣に「彦根屏風」に拠っている「男女遊楽図」(細見美術館)がありました。
『テーマ11「人物をつなぐ」』は美人さんがいっぱいで眼福なのですが、なかでも目を引いたのが、この方。
小袖の模様から、『伊勢物語』第23段「筒井筒」の「河内越(風吹けば 沖つ白波 たつた山 夜半にや君が ひとり超ゆらん)」を元にした作品と推測されています。
夜間開館だから空いてるかなと期待していたのですが、最終週のせいか、かなり混雑していました。