石内都展「Frida is」(資生堂ギャラリー)

Ishiuchi Miyako_frida is

メキシコの女流画家フリーダ・カーロの遺品を、写真家・石内都が撮影した『Frida by Ishiuchi』『Frida 愛と痛み』シリーズより、31点の作品が展示されています(6月28日~8月21日)。

遺品はフリーダ・カーロの死後50年となる2004年に封印を解かれたもので、石内都のメキシコでの撮影過程を撮ったドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 ―石内都、織るように』(監督:小谷忠典)もあります。

フリーダ・カーロは、病気や事故による後遺症を抱えながらも、美しく装い、ディエゴ・リベラとの2度の結婚のほか、トロツキーやイサム・ノグチと恋愛するなど、情熱的な生涯を送りました。

以前、横須賀に住んでいたので、石内都には親近感があります。

石内都の作品のサイズは、実物よりもかなり大きめ。

写真集やネットでも作品は見られますが、この「大きさ」だけは実際に作品を前にしないと体感できません。