衣装・裂 Clothing & fragments

お気に入りのアート

西馬音内盆踊りの衣装

川越百万灯夏まつりに出かけたら、たまたま一番街で秋田県羽後町の西馬音内(にしもない)盆踊りを見ることができました(小江戸宵の舞)。 衣装も踊りも風流で美しく、気になって調べたら、「日本三大盆踊り」の一つで、重要無形民族文化財でもある伝統ある...
お気に入りのアート

能装束の文様

能は、もともと地方で行われていた田楽、猿楽などの土着的な芸能を、室町時代に観阿弥・世阿弥親子が洗練された芸能として完成させたことに始まります。 能の衣服を「装束」と呼ぶのは、武家の装束を形式の基礎にしているためで、16世紀初めの金春禅鳳の時...
お気に入りのアート

鳥獣文様綴織陣羽織

作品詳細 豊臣秀吉が着用していたといわれる陣羽織。 ペルシャのサファビー朝の絹の絨毯を切って仕立てています。
お気に入りのアート

黒綸子地斜格子菊吉祥模様絞縫腰巻

作品詳細
お気に入りのアート

白綸子地鳥字繋模様絞縫小袖

作品詳細
お気に入りのアート

納戸縮緬地南天君が代文字模様小袖

作品詳細
お気に入りのアート

黒絖地波四季草花鶴亀葵模様縫腰巻

作品詳細
お気に入りのアート

白絖地扇面文字丸模様小袖

作品詳細
お気に入りのアート

黒綸子地花唐草段花文散模様絞縫箔小袖

作品詳細
お気に入りのアート

黒綸子地虫籠に四季草花鶴亀宝尽模様縫腰巻

作品詳細
お気に入りのアート

小袖屏風

先日の「俺たちの国芳 わたしの国貞」展以来、すっかり文様の魅力にとりつかれてしまい、図書館にある服飾史や着物の本を片っ端から読んでいます。 すると、さまざまな小袖を屏風に仕立てた資料をあっちこっちで目にするのです。 「白綸子地菊唐草桐模様絞...
お気に入りのアート

練緯地草花模様四つ替小袖

作品詳細 4つのブロックを梅・藤・紅葉・雪持ち笹を刺繍で縫い表し、間地に摺箔を施した段替りの小袖。
お気に入りのアート

萌黄紅片身替山道菊桐模様唐織

作品詳細 毛利輝元が豊臣秀吉から拝領したと伝えられる能装束。 紅と萌黄の片身替り地に山道模様を地紋風に表し、その上に五七の桐と十六弁の一重菊を散らしています。
お気に入りのアート

白練緯地亀甲檜垣藤雪輪模様小袖

作品詳細 鹿の子絞り、描画、縫い締め絞り、絞り染の技法が用いられた辻が花の小袖。 形と裾の部分に檜垣と亀甲繋ぎ、その間の部分に雪輪と藤棚を配しています。
お気に入りのアート

水浅葱地立涌模様唐織

作品詳細
お気に入りのアート

小袖の生地と技法⑤ 流行色

江戸初期 上層 黒、白、ベージュ、深緑、黄土、こげ茶などの暗い色調 庶民 白、緑、赤、空色、紺などの明快な色調 江戸中期前半 「吉原風俗図」部分 宮川一笑 蘇芳(すおう) #7E2639 藤色 #A294C8 玉子色 #FFDF85 花色(...
お気に入りのアート

染分綾地秋草千鳥模様小袖

作品詳細 小袖の裏地の墨書から、元文5年に打敷に仕立て替えされ、寺に奉納されたことがわかっています。 元文初期か享保期の光琳模様の作です。
お気に入りのアート

小袖の生地と技法④ 光琳模様

光琳模様 光琳模様とは、琳派風に梅、菊、桐、松、楓などのモチーフを、細部を省略し単純化し柔らかな描線で描いたもので、江戸中期の享保から元文にかけて、町人の女子の間で流行しました。 雛型本も多数刊行されていますが、光琳自身の関与は認められてい...
お気に入りのアート

小袖の生地と技法③ 友禅染

友禅染 糯米(もちごめ)を使った糸目糊(いとめのり)と多彩な色挿しで絵画的な図様を表現する染織技法。 主に元禄期に活躍した絵師・宮崎友禅の名に由来しますが、友禅染の技法は17世紀中ごろまでに確立していました。 宮崎友禅は京都東山の知恩院前に...
お気に入りのアート

小袖の定義

「松浦屏風」 柄に凝った華やかな衣装を着ている遊女たち。 小袖 平安時代後期ごろは庶民の実用着、公家階級の下着。 「小さい袖」=「小袖」の名称は、袖口を縫い詰めているため。 下着として着装されていたときは筒袖。 中世の半ば以降、女性の表着(...