腰痛闘病記 その11 筋膜って?

筋膜とは、全身のあらゆる構成要素を包んでいる膜のこと。筋肉や臓器をあるべき位置に収まるように支えていて、「第2の骨格」ともいわれる存在です。弾力性があり、身体を柔軟に動かすのに役立っています。

ですが、筋膜は弾力性がある一方で、かたくなったり縮んだりしやすいという性質も持っています。同じ姿勢を長時間続けたり、偏った動作を続けたりしていると、筋膜がねじれたり、ひきつれたりします。こうした筋膜の変異も身体の痛みの原因と考えられるようになってきています。

私は今まで自分の皮膚の下にある膜、くらいにしか思っていなかったのですが、細胞一つ一つをラッピングしていたとは知りませんでした。

園部先生は筋膜の滑りが悪くなると、筋膜に張り巡らされた皮神経が過度に伸ばされて痛みやしびれの原因になるとしています。

腰痛の筋膜のセルフケアは、太ももやふくらはぎを、脂肪をつかむようにしてマッサージします。

今回腰痛になる前から、「筋膜はがし」という言葉は何となく知っていたので、我流でお風呂の中で表皮をつまんでゆするようなことはしていました。でも、太ももに関しては、やり方が甘かったようです(筋膜リリースの方法は部位によって違いますので、押すだけで十分なところもあります)。

このほか、後大腿皮神経の対策で「おしりをわしづかみにして上下に動かす」も、一日に何回もやっているので、これが手に負担で疲れます。

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