人の旅行記をネットで読む

子どもがちょっと変わった国へ旅行すると言い出したので、インターネットで情報を集めたら、あまりこれまで日本人が行ってなかった場所だけに、検索してヒットしてくるのがだいたい「世界一周系」の人ばかり。

これが存外面白いので、ついつい該当国以外の記事も読みふけってしまいます。

London 1992

今まで写真フィルムをスキャンしている間の待ち時間のお供は、ポッドキャストだったりNHKラジオだったりしたけど、今はもっぱらこういう人の旅行記を読んでいます。

旅行しながらリアルタイムに旅行記をネットに更新していけるのは、現代の利点ですね。

London 1992

私が海外に行っていた1990年代は、写真はフィルムだし、インターネットも普及してなかったから、手書きでノートなどに記すのみ。荷物が盗難に遭って、そういうものを全部なくしたこともあります。

今写真を見返しても、どういう状況だったのかあまり覚えてないことが多く、すぐに写真とセットで記録を残していけるのはうらやましい限りです。

London 1992

しかし、世界を旅しているから見識が広いかというと、そうでもなく。「おいしー♡」「かわいー♡」しか言ってない人、「ニート最高♡」の人、キラキライメージで情報商材的なものを売りつけている人、反ワク、反マスク、果てはDS、日ユ同祖論まで(日ユ同祖論の方、アインシュタインのことを“真正のユダヤ人=古代イスラエル人=セム系”とか言ってて、唖然。それこそ、アインシュタインやカフカみたいな顔立ちは、典型的なアシュケナージ系=アシュケナジムでしょう)。まあ、いろいろいらっしゃいます。

あと、「〇カ国行きました!」の数字を増やしたいばっかりに、わざわざビザを取得して関心もない遠い国に数時間滞在、みたいなのは、時間とお金のムダな気が…(余計なお世話)