ChatGPTに岩佐又兵衛について尋ねてみた

先日熱海のMOA美術館で浄瑠璃物語絵巻をみてきたので、ふと思いついて今話題のChatGPTに、岩佐又兵衛の絵巻について尋ねてみたら、珍回答が返ってきました。

Q.岩佐又兵衛の絵巻について

岩佐又兵衛(いわさまたべえ)は、江戸時代中期の絵師で、主に浮世絵や屏風絵などを手掛けました。岩佐又兵衛が描いた代表的な絵巻物には、「徳川歴代武功伝絵巻」があります。

「徳川歴代武功伝絵巻」は、江戸幕府の歴代将軍たちが戦いで手柄を立てた様子を描いたもので、全巻が約3,000枚にも及ぶ大作です。岩佐又兵衛はこの絵巻物の制作に携わり、多くの場面を描いています。

この絵巻物は、江戸時代の歴史や戦争の様子を知る貴重な資料としても注目されています。また、岩佐又兵衛の緻密で迫力のある描写や、豊富な色彩が特徴的で、日本の美術史において重要な作品とされています。

「徳川歴代武功伝絵巻」なんて実在するのかな?
検索しても何もヒットしてこないので、どうもChatGPTの創作っぽいです。

『Fact姫物語絵巻』ChatGPT天狗にさらわれるFact姫『浄瑠璃物語絵巻』第十一巻 義経の呼び寄せた天狗に連れられて家に戻る浄瑠璃
岩佐又兵衛 浄瑠璃物語絵巻

Q.岩佐又兵衛の絵巻とは

岩佐又兵衛の絵巻は、江戸時代中期の絵師・岩佐又兵衛が描いた絵巻物のことを指します。岩佐又兵衛は、江戸幕府の将軍徳川家重の侍絵師として知られ、様々な絵画作品を手がけましたが、その中でも特に有名なのが「岩佐又兵衛絵巻」と呼ばれる絵巻物です。

「岩佐又兵衛絵巻」は、17世紀末から18世紀初頭にかけて描かれた、約50mもの長さを誇る巨大な絵巻物で、江戸時代の日常や風俗、武家文化を描いた貴重な資料としても知られています。また、絵画技術の高さや、細部にわたる描写力、色彩表現の巧みさなどが高く評価されており、日本美術史上でも重要な作品のひとつとされています。

今度は「岩佐又兵衛絵巻」という新たな絵巻が出現しました。
ChatGPTくんは息をするようにスラスラと偽情報を作文してくる、なかなかヤバいやつのようです。

なんで少なくてもいいから、正しい情報だけもってこれないのかな。それだったら使えるのに。

Q.岩佐又兵衛の絵巻について教えて

岩佐又兵衛(いわさまたべえ)は、江戸時代前期に活躍した絵師であり、その作品の中には「岩佐又兵衛絵巻」と呼ばれる有名な絵巻物があります。

「岩佐又兵衛絵巻」は、江戸時代初期の1650年代に描かれた、日本最古の連作形式の絵巻物のひとつです。全長は約18mあり、4巻から成ります。物語の主人公である武士・岩佐又兵衛の生涯を描いた物語で、物語の内容は、又兵衛が若い頃から成長し、家督を継いでからの活躍までを描いています。絵巻物としての表現技法に加え、物語のテンポやドラマチックな展開が高い評価を受けています。

「岩佐又兵衛絵巻」は、日本国内はもちろん、海外でも高い評価を受けており、現在は東京国立博物館をはじめ、各地の美術館や博物館で所蔵され、展示されています。

ありもしない「岩佐又兵衛絵巻」について熱く語るChatGPT氏

同じことを聞いているのに、微妙に質問の文言を変えるだけで、回答がこんなに変わるのが不思議(内容がほとんど間違っているところは共通していますが)。
またしばらく時間を置いたら、同じ質問でも全然違う回答をしてきそうです。

いろいろなところで見たChatGPTの評判が割と肯定的だったので、もっとまともな回答を期待していたのですが、思ったよりも使えないという印象です。