二代目市川八百蔵の桜丸、二代目中島三甫右衛門の藤原時平、三代目市川海老蔵の松王丸、九代目市村宇左衛門の梅王丸

Katsukawa Shusho_Actors Ichikawa Yaozô II

作品詳細

  • Title:二代目市川八百蔵の桜丸、二代目中島三甫右衛門の藤原時平、三代目市川海老蔵の松王丸、九代目市村宇左衛門の梅王丸 Actors Ichikawa Yaozô II as Sakuramaru (R), Nakajima Mihoemon II as Fujiwara Shihei and Ichikawa Ebizô III as Matsuômaru (C), and Ichimura Uzaemon IX as Umeômaru (L)
  • Artist:勝川春章 Katsukawa Shunshô
  • Date:1776 (An’ei 5)
  • Dimensions:細版 Hosoban triptych; 31.2 x 43.3 cm
  • Medium:錦絵 Woodblock print (nishiki-e); ink and color on paper
  • Collection:ボストン美術館 Museum of Fine Arts, Boston

『菅原伝授手習鑑』(すがわらでんじゅてならいかがみ)は、『義経千本桜』、『仮名手本忠臣蔵』と共に歌舞伎の三大傑作とされています。

梅王丸、松王丸、桜丸は百姓である四郎九郎の息子たちで、牛車を扱う舎人として、梅王丸は菅丞相、松王丸は藤原時平、桜丸は斎世親王に仕えていました。

春章は、鳥居派の役者を区別しない画一的な表現から抜け出して実際の役者に似せた写実的な似顔絵を初めて描きました。