国立西洋美術館とは
国立西洋美術館は、1959年、松方コレクションを収蔵、公開するための美術館として設立されました。本館は20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエの東アジアで唯一の作品です。
松方コレクションは、川崎造船の社長であった松方幸次郎が、第一次世界大戦末期から1920年代はじめにかけて、ヨーロッパで収集した世界でも有数のコレクションです。購入後、フランスに残されていた400点あまりの作品は、戦時中フランス政府に接収されていましたが、その後363点が日本に寄贈・返還されました。
ドラクロワ、クールベ、マネ、モネなどフランス近代絵画の代表的な作家の作品が網羅されています。前庭に設置されているロダンの『地獄の門』『考える人』『カレーの市民』など、ロダンの彫刻は59点に及びます。
その後、15世紀以降18世紀までに活躍した、いわゆるオールド・マスターを積極的に収集し、現在は開館時の4倍以上の2000点あまりが所蔵されています。
右のB2~2でフロアを切り替えることができます
所在地
〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7
TEL
03-3828-5131
開館時間
9:30~17:30
秋の企画展閉会日以降の開館日~春の企画展開催日まで9:30~17:00
(入館は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日(定休日が祝日、振替休日と重なった場合は開館し、翌日が休館)
年末年始(12月28日~翌年1月1日)
アクセス
- JR「上野」駅(公園口出口)より徒歩1分
- 京成電鉄「京成上野」駅より徒歩7分
- 東京メトロ・銀座線、日比谷線「上野」駅より徒歩8分
公式サイト
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国立西洋美術館の公式サイト。展覧会・イベント情報、所蔵作品紹介、ショップ・レストランご利用案内など。
主な所蔵作品
- 14世紀シエナ派『聖ミカエルと龍』
- アマン=ジャン『日本婦人の肖像(黒木夫人)』
- イーゼンブラント(帰属)『玉座の聖母子』
- イルステズ『イーダの肖像』
- ヴァザーリ『ゲッセマネの祈り』
- ウァルス『エジプト逃避途上の休息をともなう風景』
- ヴァン・ドンゲン『ターバンの女』
- ヴーエ(帰属)『アレクサンドリアの聖カタリナ』
- ウェイデン(派)『ある男の肖像』
- ヴェルネ『夏の夕べ、イタリア風景』
- ヴェロネーゼ『聖女カタリナの神秘の結婚』
- エルンスト『石化した森』
- オスターデ『宿屋の前の旅人たち』
- カヴァッリーノ『ヘラクレスとオンファレ』
- カテーナ『聖母子と幼い洗礼者聖ヨハネ』
- カペ『自画像』
- カリエール『クレマンソー』
- カルローネ『聖フェリックスと聖アダウクトゥスの栄光』
- カロリュス=デュラン『母と子(フェドー夫人と子供たち)』
- クールベ『馬小屋』
- クールベ『波』
- クールベ『眠れる裸婦』
- クールベ『肌ぬぎの女』
- クールベ『罠にかかった狐』
- グエルチーノ『ゴリアテの首を持つダヴィデ』
- クラナッハ(父)『ゲッセマネの祈り』
- クラナッハ(父)『ホロフェルネスの首を持つユディト』
- クリヴェッリ『聖アウグスティヌス』
- クレーヴ 三連祭壇画:キリスト磔刑
- クレーヴ『ウェヌスとクピド』
- クレーヴ『プシュケとクピド』
- グレーズ『収穫物の脱穀』
- ゲラルディーニ『アレクサンドリアの聖カタリナ』
- ゴーギャン『海辺に立つブルターニュの少女たち』
- ゴーギャン『ブルターニュ風景』
- コーニンクスロー『「パリスの審判」が表された山岳風景』
- ゴッホ『ばら』
- コリール『ヴァニタス-書物と髑髏のある静物』
- コロー『ナポリの浜の思い出』
- シスレー『ルーヴシエンヌの風景』
- シェフェール『戦いの中、聖母の加護を願うギリシャの乙女たち』
- シニャック『サン=トロぺの港』
- シャンパーニュ『マグダラのマリア』
- スーチン『狂女』
- ステーン『村の結婚』
- スワーネフェルト『ヴィーナスとローマの神殿およびコンスタンティヌス凱旋門の見えるローマの景観』
- セーヘルス、スフート『花環の中の聖母子』
- セガンティーニ『羊の剪毛』
- セザンヌ『永遠の女性』
- セザンヌ『葉を落としたジャ・ド・ブッファンの木々』
- セザンヌ『ポントワーズの橋と堰』
- セザンヌ『横たわる裸婦(風景の中の裸婦)』
- セライオ 奉納祭壇画:聖三位一体、聖母マリア、聖ヨハネと寄進者
- 聖ルチア伝の画家『聖ヒエロニムス』
- ダウ『シャボン玉を吹く少年と静物』
- ダイク『レガネース侯爵ディエゴ・フェリーペ・デ・グスマン』
- ティエポロ『聖母子と三聖人』
- ティエポロ『ヴィーナスによって天上に導かれるヴェットール・ピサーニ提督』
- ティツィアーノと工房『洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ』
- ティントレット『ダヴィデを装った若い男の肖像』
- デュビュッフェ『美しい尾の牝牛』
- デュビュッフェ『ご婦人のからだ(「ぼさぼさ髪」)』
- デュフィ『モーツァルト』
- テルブリュッヘン(派)『聖ペテロの解放』
- テニールス(父)『ウルカヌスの鍛冶場を訪れたヴィーナス』
- テニールス(子)『聖アントニウスの誘惑』
- デュブール『花』
- デュブール『花』
- デル・サルト『聖母子』
- ドーミエ『観劇』
- ドーミエ『果物を取り合う二人の童子』
- ドーミエ『マグダラのマリア』
- ドニ『雌鶏と少女』
- ドニ『水浴』
- ドニ『字を書く少年』
- ド・フォス『最後の晩餐』
- ドラクロワ『聖母の教育』
- ド・ヘーム『果物籠のある静物』
- ドラクロワ『墓に運ばれるキリスト』
- ドラン『果物』
- ドラン『ジャン・ルノワール夫人(カトリーヌ・ヘスリング)』
- ドルチ『悲しみの聖母』
- ドレ『ラ・シエスタ、スペインの思い出』
- ナティエ『マリー=アンリエット・ベルトロ・ド・プレヌフ夫人の肖像』
- バウツ(派)『荊冠のキリスト』
- バッセッティ『ダナエ』
- パテル『野営(兵士の休息)』
- パニーニ『古代建築と彫刻のカプリッチョ』
- ハンマースホイ『ピアノを弾く妻イーダのいる室内』
- ピカソ『アトリエのモデル』
- ピカソ『男と女』
- ピサロ『エラニーの秋』
- ピサロ『収穫』
- ピサロ『立ち話』
- ピサロ『冬景色』
- ビシエール『花を持つ婦人』
- ファン・クレーフェ 三連祭壇画:キリスト磔刑
- ファンタン=ラトゥール『聖アントニウスの誘惑』
- ファンタン=ラトゥール『花と果物、ワイン容れのある静物』
- ブーグロー『少女』
- ブーケラール『十字架を運ぶキリスト』
- 藤田嗣治『坐る女』
- フュースリ『グイド・カヴァルカンティの亡霊に出会うテオドーレ』
- フラゴナール『丘を下る羊の群』
- ブラック『静物』
- ブラングィン『しけの日』
- フランシス『ホワイト・ペインティング』
- ブリューゲル(父)『アブラハムとイサクのいる森林風景』
- フリンク『キリスト哀悼』
- ブレーンベルフ『バラムとろばのいる海浜風景』
- ベルタン『イタリア風景』
- ベルタン『ギリシアの風景』
- ベルナール『吟遊詩人に扮した自画像』
- ホイエン『マース河口(ドルトレヒト)』
- ボーシャン『アルクマールの運河、オランダ』
- プーレンブルフ『ニンフのいる風景』
- ボナール『坐る娘と兎』
- ボナール『働く人々』
- ボナール『花』
- ポロック『ナンバー8, 1951、黒い流れ』
- ボンヴァン『静物』
- マニャスコ『嵐の海の風景』
- マニャスコ『羊飼いのいる風景』
- マネ『花の中の子供 (ジャック・オシュデ)』
- マネ『ブラン氏の肖像』
- マリオット・ディ・ナルド 「聖ステパノ伝」を表した祭壇画プレデッラ3点
- マルケ『レ・サーブル・ドロンヌ』
- マルタン『柳、緑の小川』
- ミレイ『あひるの子』
- ミレー『春(ダフニスとクロエ)』
- ミロ『絵画』
- ムリーリョ『聖フスタと聖ルフィーナ』
- モネ『ヴェトゥイユ』
- モネ『エプト河の釣人たち』
- モネ『黄色いアイリス』
- モネ『しゃくやくの花園』
- モネ『睡蓮』
- モネ『セーヌ河の朝』
- モネ『チャーリング・クロス橋、ロンドン』
- モネ『並木道(サン=シメオン農場の道)』
- モネ『波立つプールヴィルの海』
- モネ『陽を浴びるポプラ並木』
- モネ『舟遊び』
- モネ『ラ・ロシュ=ギュイヨンの道』
- モロー『ピエタ』
- モロー『牢獄のサロメ』
- ユトレヒト『猟の獲物と野菜のある静物』
- ヨルダーンス(帰属)『ソドムを去るロトとその家族(ルーベンスの構図に基づく)』
- ヨルダーンス『聖家族』
- ラ・トゥール『聖トマス』
- ラルジリエール『幼い貴族の肖像』
- ランクレ『眠る羊飼女』
- ランソン『ジギタリス』
- リッツォス『イコン:神の御座を伴うキリスト昇天』
- リベーラ『哲学者クラテース』
- ルーベンス『眠る二人の子供』
- ルーベンス『豊穣』
- ルオー『エバイ(びっくりした男)』
- ルオー『リュリュ(道化の顔)』
- ルノワール『アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)』
- ルノワール『木かげ』
- ルノワール『帽子の女』
- レーニ『ルクレティア』
- レオンブルーノ・ダ・マントヴァ『キリスト降誕』
- レジェ『赤い鶏と青い空』
- レノルズ『第四代ホルダネス伯爵ロバート・ダーシーの肖像』
- レルミット『落穂拾い』
- ロイスダール『樫の森の道』
- ロイスダール『砂丘と小さな滝のある風景』
- ロセッティ『愛の杯』
- ロベール『マルクス・アウレリウス騎馬像、トラヤヌス記念柱、神殿の見える空想のローマ景観』
- ロベール『モンテ・カヴァッロの巨像と聖堂の見える空想のローマ景観』
- ロラン『踊るサテュロスとニンフのいる風景』
- ローラン『テラスの二人の婦人』
- ロワベ『居酒屋でチェスに興じる銃士たち』