15~16世紀 ルネサンス 15世紀フランス美術 フランス中部 15世紀初頭のフランスでは、ブルゴーニュやベリーの宮廷画家たちが、板絵や写本挿絵を手掛けていました。彼らはフランドルの写実主義の基礎のうえに、フランスの文化的伝統を加味した画風でした。そのため、フランコ・フラマン派と呼ばれています。 メルキ... 2017.12.05 15~16世紀 ルネサンス北方ルネサンス
15~16世紀 ルネサンス 15世紀の北ネーデルラント美術 15世紀のネーデルラント美術は、フランドル地方の各都市のほうが経済的に豊かなこともあって、南部を中心に展開しました。 北ネーデルラントで修業した画家が南下して、フランドルで活躍する例も少なくありませんでした。 16世紀の宗教改革期になると、... 2017.12.05 15~16世紀 ルネサンス北方ルネサンス
15~16世紀 ルネサンス 15~16世紀のブリュージュ 15世紀のブリュージュは、各地の優れた画家たちを呼び寄せました。 ブリュージュ派を率いたヤン・ファン・エイクやクリストゥスも、後継者のメムリンクやダフィットにしても、美術市場を求めてよそから来た画家でした。 ハンス・メムリンクはドイツ出身で... 2017.12.05 15~16世紀 ルネサンス北方ルネサンス
15~16世紀 ルネサンス 16世紀のネーデルラント絵画 15世紀のネーデルラント絵画は、写実表現においてイタリアに影響を与える存在でしたが、16世紀にはいると地位が逆転し、イタリアを古典・古代美術の手本として仰ぐようになります。 多くの画家がイタリア各地を旅行し、遠近図法や理想的な人体表現を習得... 2017.12.05 15~16世紀 ルネサンス北方ルネサンス
15~16世紀 ルネサンス ドイツ・ルネサンス 15世紀のヨーロッパは、戦乱、動乱、疫病、飢餓に見舞われました。16世紀のドイツでは死の舞踏の主題が流行するなど、社会は不安と閉塞感に満ちていました。 そのような中、デューラー、グリューネヴァルト、クラナッハ、ホルバインらは、それぞれ独自の... 2017.11.03 15~16世紀 ルネサンス北方ルネサンス
15~16世紀 ルネサンス 悦楽の園(右翼)2 便座に座って人間を食べる鳥の頭の悪魔 「大食」を犯した者への罰。 排泄された人間は、同じく「大食」の罪人が嘔吐させられている穴の中へ。 尻からコインを出しているのは「貪欲」の罪人。 楽器による罰 リュートの下敷きになった人間の尻の楽譜を見て... 2017.08.11 15~16世紀 ルネサンス北方ルネサンス
15~16世紀 ルネサンス 悦楽の園(右翼)1 右翼全体図 地獄 樹木人間 「悦楽の園」のなかで一番印象的なのが、この人(?)。 帽子の上に風笛(女性の生殖器を暗喩)を乗せ、顔は自画像とも。風笛の周りを人間と怪物のカップル(?)が周回しています。 卵の形をした胴体の中には、酒をくむ女や酒... 2017.07.30 15~16世紀 ルネサンス北方ルネサンス
15~16世紀 ルネサンス 悦楽の園(中央パネル)2 下部はボスワールド全開な感じ。全裸の男女がそこここで欲望の赴くままに好き勝手なことをしていますが、卑猥な感じはしません。ここに描かれた人々は、画面に描かれた鳥や動物や昆虫と一緒で、知性もなければ罪の意識もない無垢な存在に見えます(なぜか「進... 2017.07.30 15~16世紀 ルネサンス北方ルネサンス
15~16世紀 ルネサンス 悦楽の園(中央パネル)1 中央パネル全体図 1593年のエル・エスコリアル宮の目録によると、「悦楽の園」は「さまざまの気まぐれな象徴による、世界の多様性を描いた絵」。 中央パネルは西洋美術史上屈指の奇想の絵画で、さまざまな解釈がなされていますが、大まかに分けると以下... 2017.07.30 15~16世紀 ルネサンス北方ルネサンス
15~16世紀 ルネサンス 悦楽の園(左翼) 左翼全体図 エデンの園 さまざまな生物の始祖の創造が描かれています。 顔の形をした崖に立つ知恵の木。知恵の木には蛇が巻き付いている 顔の形の崖はダリが作品に転用しています。 生命の泉のなかの生命の木。ボスが好んで描いたフクロウが木の中から顔... 2017.07.25 15~16世紀 ルネサンス北方ルネサンス