初期小袖の特徴

kei-rin-in
武田勝頼の継室、桂林院の肖像。

初期小袖時代~江戸時代前半は男女、貴賤を問わず立て膝かあぐらで坐っていました。

初期小袖の特徴

①袖幅が狭く、身幅が広い。
②襟肩あきが狭い。
③衽下がりが少ない。
④立褄が短い。
⑤衽幅が広い。
⑥後身幅と前身幅がほとんど同寸法。
⑦裄が短い。
⑧袖口が狭い。

「日本の美術 67 小袖」神谷栄子編 より

元禄ごろに現代とほぼ同じような形になります。

戦国時代と江戸時代の小袖の違い

IMG_20160723_0001

「図説 戦国女性と暮らし」 より