作品詳細
- Title:研磨工
The Knifegrinder
Точильщик - Artist:カジミール・マレーヴィチ
Kazimir Malevich
Казимир Малевич - Date:1912-1913
- Dimensions:79.5×79.5cm
- Medium:油絵、カンヴァス
- Collection:イェール大学アートギャラリー
作品解説
裏面に「明滅の原理」の記載があります。
研磨工の断片的でダイナミックなフォルムは、マルセル・デュシャンの「階段を降りる裸体」(1912年)に通じるものがあります。研磨工の身体や砥石が不規則に何度も反復され、運動(=“純粋なきらめき”)が多重化しています。
この作品ははじめ、“きらめきの本質”の研究として「標的」展に出品される予定でしたが、第3回「青年同盟」展に“立体未来派的リアリズム”と題して紹介されました。