写真店のショーウインドー ベオグラード 1989

証明写真の見本?

当時の東側のカメラの普及率はわかりませんが、こういうポートレートを撮るのが流行っていたのでしょうか。

Photos in the window of a local photo shop, Belgrade Jugoslavija 1989

上の写真に貼られているのは富士フィルムの広告。

そういえば、香港の写真を見返していた時、街の中にやたらとカメラやフィルムメーカーの広告の多いことに気が付きました。

まだデジカメが出現する前の銀塩カメラ全盛期。さぞや儲かっていたのでしょう。

当時は、写真を撮ったらフィルムを写真屋さんに持って行って、現像とプリントまでがセットでしたから、私もずいぶん「課金」したものです。

海外旅行の際は、空港のX線検査による感光を防ぐ専用のケースに入れてフィルムを日本から持って行っていましたが、これがけっこう重くて荷物になりました。

撮影済みのフィルムを現像してしまえば少しは軽くなるのではと思い、西ベルリンで現地の写真店で現像に出したら、仕上がりが遅くなって延泊せざるを得なくなったこともありました。

しかもそんなときに限って、大きな荷物を次の行先にチッキで送っていて、着替えなどがない状態で宿泊する羽目に。

Photos in the window of a local photo shop, Belgrade Jugoslavija 1989

日本では街の写真屋さんは激減しましたが、世界的にも同じ流れでしょうから、もうこのお店たちもなくなっているかもしれません。

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