フィレンツェを流れるアルノ川。
シニョリーア広場に面して建つヴェッキオ宮とダヴィデ像。
ゴシック建築のヴェッキオ宮は13世紀に建てられてから、常にフィレンツェの政治の場であり、現在は市長舎として使われています。
ミケランジェロ作のダヴィデ像はレプリカで、本物はアカデミア美術館にあります。
奥に見えるのはコジモ1世の騎馬像。
今はあちこちでオーバーツーリズムが言われるようになりましたが、フィレンツェは当時からすごいですね。
そういえば、この旅で入館するときに唯一、開館前から並んだのがウフィツィ美術館でした。
そのときはどこでも入るときに並ぶということがなかったので、印象に残っています。
今は人気観光地では、どこでも事前に予約必須、行列必至のようで大変そう。
ウフィッツイ美術館から見たヴェッキオ橋(「古い橋」の意)。
当初の橋は10世紀にはすでにあったことがわかっていますが、洪水で壊れ、現在の橋は1345年に再建されたものです。
ヴェッキオ橋以外の橋は、第二次世界大戦時にドイツ軍によって破壊されたものの、その後の復興で往時の姿を取り戻しています。
右手前の細長い屋根は、ヴェッキオ宮殿とピッティ宮殿の間をつなぐヴァザーリの回廊。