オランジュリー美術館(Musée de l’Orangerie)とは
1852年、ナポレオン3世がオレンジのための温室(オランジュリー)としてチュイルリー庭園の中に建てた館を利用した美術館。
モネの旧友であったフランスの元首相クレマンソーの依頼で制作した「睡蓮」連作を展示しています。モネはこの連作に亡くなるまで手を入れ続けました。作品はモネが設計を監修した2つの楕円形の特別室で、壁一面に展示されています。
のちに画商ポール・ギヨームと実業家ジャン・ヴァルテールのコレクションが加わり、印象派から1930年代までの近代絵画を中心に展示しています。
基本データ
- 【住所】place de la Concorde 75001(Jardin des Tuileries 75001)
- 【開館時間】9:00~18:00
- 【休館日】毎週火曜日、5/1、7/14午前、12/25
- 【無料日】第1日曜日
- 【オーディオガイド】あり、日本語対応。
- 【再入場】可能
- 【荷物預かり】入口近くのクロークにて(無料)
- 【アクセス】Concorde(M1,8,12)から徒歩7分
- 【公式サイト】http://www.musee-orangerie.fr/
見どころチェック!
◎・・・特におすすめ
- 赤いキュロットのオダリスク/マティス
- アルジャントゥイユ/モネ
- アルルカンとピエロ/ドラン
- 田舎の結婚式/ルソー
- 大きな浴女/ピカソ
- 画家の息子の肖像/セザンヌ
- シャネル嬢の肖像/ローランサン
- ◎睡蓮:明るい朝としだれ柳/モネ
- ◎睡蓮:朝の柳/モネ
- ◎睡蓮:樹木の反映/モネ
- ◎睡蓮:二本の柳/モネ
- 倒れた木/スーチン
- タンバリンを持つ女/ピカソ
- ノートル=ダム/ユトリロ
- ピエロ姿のクロード・ルノワール/ルノワール
- ポール・ギヨームの肖像/モディリアーニ
- リンゴとビスケット/セザンヌ