ルーヴル美術館《回り方》

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ルーブル美術館は、4フロア、約6万平方メートルの展示スペースに、2万6000点という膨大な数の作品を展示しています。じっくり鑑賞しようとすれば、1ヶ月以上かかるといわれますので、見たい作品をしぼって効率よく見て回らないと、お目当ての作品に行き着く前に時間切れ、ということになりかねません。

攻略法

  • 何度も改築を重ねられたルーヴル宮は、広大なうえに構造が複雑なため、簡単に自分の位置を見失ってしまいます。館内見取り図と部屋番号を照らしあわせて、自分が何翼の何階にいるのかを常に把握しておくのが迷子にならないコツです。
  • フランスでは日本と建物の階の数え方が違うので、注意が必要です。日本の1階のことをフランスでは地上階と呼んでいます。フランスでは、1階というのは最初に階段を上る階(日本での2階)のことです。
  • 入るときに手荷物のX線検査があり、飲食物があるとクロークに預けることになりますので、なるべく持ち込まないようにします。
  • トイレの数が少なく、順番待ちが長蛇の列ということも珍しくないので、余裕のあるうちに行っておいたほうがいいです。
  • 土曜、日曜はもちろんですが、ヴェルサイユ宮殿やオルセー美術館などが休みの月曜も、他の曜日に比べると混みます。

まず三大有名作品を鑑賞

10時を過ぎるとガイドツアーの団体客が一気に入場してくるため、モナリザ、ミロのヴィーナス、サモトラケのニケの三大有名作品の周りはラッシュ時のような混雑になります。その前にこれらを見ておき、そのあと自分の見たい作品を回るのがおすすめです。

オープンと同時にすいている入り口から入り(ルーヴル美術館《入り口》参照)、あらかじめ公式サイトの見取り図を印刷していない場合は、インフォメーションで館内マップを入手します。

ドゥノン翼方向のエスカレーターに乗り、館内のモナリザへの案内板にしたがって進んでいくと、展示室6のモナリザにたどり着くことができます

サモトラケのニケはモナリザの近くのダリュの階段の踊り場に展示されています。

階段を下りてシュリー翼1階にあるミロのヴィーナスへ向かいます。こちらも案内板がありますので、それにしたがって行きます。

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