パリから60km離れたところにあるバルビゾンは、19世紀に大勢の画家が移り住んで農民の生活などを描いた村です。
コロー、ミレー、テオドール・ルソー、トロワイヨン、ディアズ、デュプレ、ドービニーが「バルビゾンの七星」と呼ばれ、中心的な存在でした。
芸術家のたまり場であったガンヌの宿屋は、現在はバルビゾン派美術館になっていて、画家たちが宿代代わりに置いていった絵が展示されています。
1853年に移住してきたミレーは、ここで『晩鐘』『落ち穂拾い』『種を蒔く人』などを制作しました。晩年を過ごした一軒家は、ジャン=フランソワ・ミレー記念館になっていて、アトリエでは『晩鐘』や『落ち穂拾い』のデッサンなどを見ることができます。
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バルビゾン
【アクセス】パリのGare de Lyon(リヨン)駅から国鉄SNCFを利用し、Melun(ムーラン)もしくはFontainebleau(フォンテーヌブロー)駅下車。所要約40分。
フォンテーヌブローから約10km。タクシーで約15分。
パリから観光ツアーあり。
市立バルビゾン派美術館/ガンヌの宿屋(Auberge Ganne/Ecole de Barbizon)
- 【住所】92 Grande Rue 77630 Barbizon
- 【開館時間】10:00~12:30、14:00~17:30(7~8月は18:00閉館)
- 【休館日】火曜日、12/25~1/1
- 【公式サイト】http://www.musee-peintres-barbizon.fr/
ジャン=フランソワ・ミレー記念館(Maison et Atelier J.F.Millet)
- 【住所】27 Grande Rue 77630 Barbizon
- 【開館時間】10:00~12:30、14:00~17:30(7~8月は18:00閉館)
- 【休館日】火曜日
- 【公式サイト】http://www.atelier-millet.fr/