モネが後半生を過ごしたジヴェルニーは、パリの北西約80kmに位置する村です。
セーヌ川がエプト川と合流する場所にあり、19世紀に多くの画家が訪れました。
ジヴェルニー
【アクセス】パリのGare Saint-Lazare(サン・ラザール)駅からVernon(ヴェルノン)駅下車。所要約45分。
Vernon駅からGiverny(ジヴェルニー)行きのバスで約20分。
パリから観光ツアーあり。
クロード・モネの家と庭(La Fondation Claude MONET)
1883年、モネはジヴェルニーに引越し、“Le Pressoir”(リンゴ絞り器)と呼ばれていた家に1926年に亡くなるまで住みました。移住した当初は貧しかったのですが、画商デュラン=リュエルのおかげで次第に成功を収め、1890年に借りていた家を買い取り、庭の造園に力を入れるようになります。
モネは室内に膨大な浮世絵のコレクションで飾るほどの日本びいきでした。庭に水を引いてつくった池には睡蓮を植え、日本風の太鼓橋をかけました。代表作である連作『睡蓮』はこの庭がモチーフになっています。
- 【住所】84 Rue Claude Monet, 27620 Giverny
- 【TEL】02 32 51 28 21
- 【開館日】4/1~11/1
- 【開館時間】9:30~18:00(最終入場17:30)
- 【公式サイト】http://www.fondation-monet.com/
ジヴェルニー印象派美術館(Musée des Impressionnismes Giverny)
2009年、19-20世紀の印象派の美術館としてリューアルオープンしました。ガーデン・テラスを併設したレストランがあります。
- 【住所】99 rue Claude Monet 27620 Giverny
- 【TEL】02 32 51 94 65
- 【開館日】11~3月は休業
- 【開館時間】10:00~18:00
- 【公式サイト】https://www.mdig.fr