地元では「高塚さん」の愛称で親しまれている日田市の高塚愛宕地蔵尊。
約1200年前に行基が地蔵尊を彫って堂を建て、安置したことが始まりとされています。
壁面には祈願成就された信者などから寄進された地蔵が2000体以上も並び、拝殿の両側や裏側には、願い事を書いた紙や布が所狭しと貼られています。
「1つの願い事」を「年齢の数だけ」書くのがきまりなので、年取った人は大変。あと願い事は「一生に一度」しかかなわないそうなので要注意。
神仏混淆の信仰形態を残しているため、本尊は仏教の地蔵菩薩ですが、神社のように鳥居があります。