「水の王宮」とも呼ばれるタマン・サリ(ꦠꦩꦤ꧀ ꦱꦫꦶ)。
現在も王族が暮らす王宮(クラトン)の近くにあります。
タマン・サリとはインドネシア語で「花園」の意。
18世紀に、ジョグジャカルタ王国のスルタン・ハメンクブウォノ1世によって、離宮として造営されました。
地元の子どもたちが中で遊んでいるのを見ると、当時は入場料は取ってなかったのかもしれません。
イスタンブールでも、私が行った頃は割とどこでも無料で見学できましたが、今はどこもかしこも目が飛び出るくらいに高い入場料が設定されていて、驚きました。
30年前と比べると、有名な観光地はどこも観光客であふれかえっていて、入場料は高額になり(円安の影響も大ですが)、予約必須、行列必須になっています。
最近の写真を見ると、私が訪れたときよりもずいぶんきれいに整備されているようです。
私は当時の廃墟感ただよう姿の方が好みですが。