ジョグジャカルタにあるプランバナン寺院(ꦕꦤ꧀ꦝꦶꦥꦿꦩ꧀ꦧꦤꦤ꧀)、インドネシア最大のヒンドゥー教寺院遺跡。
最初の寺院は古マタラム王国サンジャヤ朝の王ラカイ・ピカタンによって9世紀に建てられ、最盛期には200以上の寺院があったそうです。
しかし10世紀半ばにイシャナ王朝が遷都すると、プランバナン寺院は衰退し始め、廃墟になりました。
中心部に位置するのが、最も大きいシヴァ神殿。
その両脇にブラフマー神殿、ヴィシュヌ神殿があり、それぞれの神の乗り物を祭るヴァーハナ堂が対峙するように建っています。
20世紀になってオランダ植民地政府が着手したプランバナン寺院の再建・修復は、インドネシア政府によって現在も進められています。