壁に貼られた紙に「亀苓膏(きれいこう)」の文字があるので、亀苓膏を売っているお店に入って、中から外の通りを撮ったもののようです。
亀苓膏というのは、亀の甲羅の粉末と土茯苓、甘草、仙草などの生薬で作られたゼリーで、デトックス、美肌効果などが期待できるそう。
割とどこにでも専門店があり、一度食べましたが、漢方臭くてちょっと苦みがあった記憶があります。
それにしても、香港旅行を撮影した6本のフィルム中、ただの1点も食べ物を撮った写真がないのは、我ながらなんで?という感じ。
デジカメと違って、撮れば撮るほどお金がかかる(フィルム代+現像代+同時プリント代)ので、あまり興味がないものは撮らなかったんだろうと思いますが、それにしても。
食事にまったく無頓着だったわけでもなく、老舗の飲茶店・陸羽茶室に行って、お店の雰囲気や料理に感激した覚えがあるのですが、その写真もなし。
今みたいに食事の写真をがんがん撮るようになったのはSNSができて以降の話で、当時はそんな習慣はなかったってことでしょうか。
亀苓膏専門店の隣は花旗参を扱う商店。
花旗参は薬用植物の西洋人参で、店頭にそれらしきものが見えます。
「最後五天」は「残りあと5日」という意味なので、閉店セールでもしていたんでしょうか?
「買二送一」は「2個買うと3個目無料」。