オルセー美術館(Musée d’Orsay)とは
1898年、パリ万博のために造られたオルレアン鉄道のオルセー駅として建設されましたが、1939年に廃駅となり、1986年に美術館に改築されて開館しました。
コレクションの大部分はリュクサンブール美術館の収蔵品だったもので、1848から1914年のフランス美術が中心となっています。印象派の画家でパトロンでもあったカイユボットがフランス政府に寄贈したコレクションが所蔵されているので、印象派の作品が充実しています。
2011年のリニューアルで、壁が暗い色に改装され、印象派の絵画のあざやかな色彩が強調されるようになりました。以前は展示設備のなかった時計塔(パヴィヨン・アモン)が展示スペースになったため、展示作品数が増えています。吉岡徳仁が2002年に発表した「Water block」が、印象派ギャラリーのベンチに採用され、絵画との美しい調和を見せています。
右の0-2-5でフロアを切り替えることができます
基本データ
- 【住所】62, rue de Lille 75343 Paris
- 【開館時間】9:30~18:00
木:9:00~21:45(夜間開館) - 【休館日】毎週月曜日、1月1日、5月1日、12月25日
- 【無料日】第1日曜日
- 【入口】入口A:個人、入口B:グループ専用(要予約)、入口C:ミュージアムパス、チケット事前購入者、入口D:学校団体専用(要予約)
- 【オーディオガイド】あり、日本語対応
- 【再入場】不可
- 【荷物預かり】チケット売り場右手奥のクロークにて(無料)、40×60×60cmの大きさまで
- 【アクセス】Musee d’Orsay(C線)からすぐ
- 【公式サイト】http://www.musee-orsay.fr/