ギュスターヴ・モロー美術館（Musée national Gustave-Moreau）とは
ギュスターヴ・モローが1852年から1898年に亡くなるまで住んだ私邸を利用した美術館。死後、作品が散逸することを恐れたモロー自身が1895年に美術館用に改築しました。
彼の死後、建物と残された作品が国に遺贈されましたが、当初はこの美術館に反対する意見もありました。モローの親友アンリ・リュックの奔走により、1902年にようやく美術館の申請が受理され、1903年、モローの愛弟子ジョルジュ・ルオーを館長としてオープンしました。
モローは生前から成功を収めていたため、所蔵作品に完成された絵は少なく、展示されているものは未完成の大作や下絵、習作が多くなっています。作品は、モロー自身の指示した配置通りに、壁一面を埋めつくすように展示されています。書斎・寝室などプライベートな空間も見ることができるファン必見の美術館です。
基本データ
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- 【住所】14, rue de La Rochefoucauld 75009 Paris
- 【開館時間】10:00～18:00
- 【無料公開】毎月第1日曜日
- 【休館日】火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
- 【アクセス】Trinité（M12）から徒歩5分
- 【公式サイト】http://musee-moreau.fr/
見どころチェック！
- 出現/モロー
- ユピテルとセメレ/モロー
