アール・ヌーヴォー

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19世紀末から20世紀初頭にかけて、デザイナーたちは時代にふさわしい新しい装飾芸術を追求しはじめます。

ジャポニズムやウィリアム・モリスのアーツ&クラフツ運動の影響、自然主義、象徴主義などが入り混じって、パリとブリュッセルでアール・ヌーヴォーが誕生しました。 “アール・ヌーヴォー” の続きを読む

アーツ&クラフツ

ウィリアム・モリス「イチゴ泥棒」
アーツ&クラフツ

19世紀後半、機械の発達や都市の成長によって工芸の世界に転換期が訪れ、従来の手仕事による生産形態はしだいに居場所を失いつつありました。

それに対して危機感を感じ、「何が人間にとって正しい工芸やデザインか」「そのためには社会はどうあるべきか」を考え、実現のための具体的な方法を示したのがウィリアム・モリスでした。 “アーツ&クラフツ” の続きを読む

象徴主義

クリムト「接吻」
象徴主義

19世紀後半、産業革命以来の技術革新で、社会はベル・エポックと呼ばれる華やかな時代を迎えました。その時代に生まれた象徴主義は、物質主義社会への反抗として、神秘的なもの、超自然的なものを表現しようとしました。

フランスではシャヴァンヌやモローが現れ、象徴主義のさきがけとなります。 “象徴主義” の続きを読む

ポン・タヴェン派とナビ派

セリュジエ「護符」
ポン・タヴェン派とナビ派

1880年代後半、フランス北西部ブルターニュのポン・タヴェン村には印象派や点描派、バルビゾン派風などの芸術家が集まっていました。

ゴーギャンを中心にベルナール、セリュジエ、ラヴァル、メイエル・ド・ハーンらからなるグループはポン・タヴェン派と呼ばれます。 “ポン・タヴェン派とナビ派” の続きを読む

後期印象派

ゴッホ「種まく人」
後期印象派

1880年代になると、印象派の画家たちの結びつきは薄くなり、1886年の印象派展が最後の開催になりました。

モネをはじめとした印象派の画家たちは、純粋な「目」になろうとしました。しかし、後期印象派のセザンヌ、ゴーギャン、ゴッホは、それだけでは満足できず「絵とは何をすべきか」を改めて追求しました。 “後期印象派” の続きを読む

新印象主義

新印象主義

最後の印象派展となった1886年の第8回展では、はじめて参加したスーラやシニャックの絵画が注目されました。

スーラとシニャックは、1884年に開かれた第1回アンデパンダン展で出会いました。

スーラは明確な形態と構成を重視する古典主義的な資質を持った画家でした。彼がこの展覧会に出品した「アニエールの水浴」は、印象派風の主題でありながら、楽しげなにぎわいよりも静かな秩序が支配しています。 “新印象主義” の続きを読む

ボナール

ピエール・ボナール(Pierre Bonnard)
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  • 親密派(アンティミスム)の代表的な画家。室内や家族など身近な題材を個人の内面世界を反映させて描きました。
  • 華麗な色彩表現から色の魔術師と呼ばれ、印象主義とルノワールの画風を継承しました。
“ボナール” の続きを読む

アンソール

ジェイムズ・アンソール(James Ensor)
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  • 1883年から仮面が、1885年頃から骸骨が頻繁に作品に登場するようになり、「仮面と骸骨の画家」といわれました。
  • 骸骨は中世以来、快楽の虚しさを表すものとして描かれていました。アンソールが骸骨を好んで描いたのは、生来病弱で若い時から死を意識していたためかもしれません。
  • 特異な作風は長い間理解されませんでしたが、現在では表現主義・シュルレアリスムの先駆として高く評価されています。
“アンソール” の続きを読む

ゴッホ

フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)

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  • 思い込みの激しい性格で、思いついたらすぐ行動し、嵐のような短い人生を送りました。
  • 10年で800点の油彩と850点のデッサンを残しましたが、生前に売れたのは1点だけでした。
  • 「自分をもっと力強く表現するために色を自由に使う」というゴッホは、色や形やタッチに感情を込めて描きました。
“ゴッホ” の続きを読む

ゴーギャン

ポール・ゴーギャン(Eugène Henri Paul Gauguin)
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  • ゴーギャンは自分の作品を「象徴主義的総合主義」と呼びました。線や色などの絵画の要素を総合して、画家の意図を表現するというものです。
  • ゴーギャンは「あまり自然に即して描いてはいけない。芸術とはひとつの抽象なのだ」という言葉を残しています。
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