印象派

ドガ「舞台のバレエ稽古」
印象派

印象派の父といわれるマネが描いた「草上の朝食」と「オランピア」は、どちらもスキャンダルを巻き起こしましたが、その明るい画面は多くの若い画家をひきつけました。

19世紀のフランスの画家にとって、サロンは作品を公表できるほとんど唯一の場でしたが、審査基準は保守的で、無名の若者たちの新趣向の絵画は落選の憂き目をみていました。

モネ、ルノワール、ドガ、シスレーらは1874年に印象派展を開催し、第8回までにのべ55人の画家が出品しました。「印象派」という名称は、モネの作品『印象・日の出』にちなみます。 “印象派” の続きを読む

マネ

エドゥアール・マネ(Édouard Manet)
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  • 主題の扱い方や色彩表現において革新をもたらし、西洋近代絵画の父といわれます。
  • マネはサロンにこだわり、印象派展には出品していません。しかし、印象派の画家たちに大きな影響を与えたため、印象派の先達とされています。
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モネ

クロード・モネ(Claude Monet)

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  • 印象派の代名詞であり、前半期は印象派のリーダーとして活躍しました。「印象派」という名称は、モネの『印象ー日の出』という作品の題名から、批評家ルイ・ルロワが皮肉を込めて彼らを「印象派」と呼んだことに由来します。
  • 後半期、時間とともに刻々とかわる光の状態を描き出そうと、同じモチーフの連作を手がけました。
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ルノアール

ピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)

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  • 初期の作品は、色彩分割(筆触分割・・・絵の具は混ぜると濁って暗くなるので、絵の具を並べて視覚混合で見せたい色にする技法)が特徴です。
  • 作家エミール・ゾラが「彼はなによりも人物像の画家だ。ルノワールの主な特色は見事に調和しながら次第に変化してゆく明るい色調にある」と語ったように、若い女性や子ども、裸婦を数多く描きました。
  • 晩年の作品になると、描かれた女性の顔が似通っていてモデルが特定できなくなります。ルノワールは肖像画よりも「女性の美」を描くことに関心がありました。
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