国際ゴシック

国際ゴシック

14世紀の西欧では、ローマ教皇庁と、ドイツを中心とした神聖ローマ帝国に加えて、国力をつけてきたフランスとイギリスが政治の主導権を巡って争っていました。

そんな中、教皇庁が1309年から77年まで南フランスのアヴィニョンに移され、教皇がフランス王権の支配下に置かれるという事件が起こります(「アヴィニョン捕囚」)。

この新しい教皇庁のためにイタリアから画家が招かれ、アヴィニョンはアルプス以北において、イタリア美術の重要な発信地となりました。

14世紀は、このような地域を超えた美術の交流が活発に展開しました。これを「国際ゴシック様式」といいます。 “国際ゴシック” の続きを読む