香港の中流以上の家庭は住込みの家政婦(阿媽、アマ)を雇っていることが多いです。
1991年当時の数字はわかりませんが、2019年で約39万人(人口の約5%)、賃金は4630香港ドル(約6万7000円※2019年のレート)。
フィリピン、インドネシア、タイといった東南アジアの女性がほとんどで、月~土フルタイムで働き、休日は日曜のみ。
休日の息抜きに、朝早くから夜遅くまで公園やビルの谷間に集まって過ごす外国人メイドの集団は、今でも香港の週末の風物詩となっています。
これは故郷に電話をかけるために電話ボックスに並んでいるところ。
後ろに見えている丸い窓のビルはジャーディン・ハウス(怡和大廈,Jardine House)。
中環の岸壁。左のピンクの船はバウヒニア号というクルーズ船で、まだ現役のようです。