ゴヤ

フランシスコ・デ・ゴヤ(Francisco de Goya)
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  • ゴヤは、あらゆる近代絵画の先駆者と評されています。
  • ロココ風の絵画で名声を得て宮廷画家となりますが、聴力を失ってからは、画風が批判精神と洞察力に富んだものに変わり、戦争の悲惨さや、人間の暗闇にひそむ狂気や残酷さを描いた作品を残しました。
  • 幻想性に満ちた独創的な作品は、フランスのロマン派をはじめ、後世の画家に大きな影響を与えました。
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フェルメール

ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)
  • レンブラントと並んで17世紀のオランダ美術を代表する画家で、市民の日常の情景を描きました。風俗画でありながら、フェルメールの作品は時間が止まったかのような静謐さをたたえています。
  • ハイライト部分などにポワンティエ(点綴法)が用いられていることから、作品を制作するためにカメラ・オブスキュラを使ったと推測されています。
  • 生涯についてはあまり知られておらず、20年以上にわたるフ画家生活で、現存する作品数が40点弱と寡作なのは、義母が裕福だったことに加えて、ファン・ライフェンの援助が大きかったと思われます。
  • 1662年、70年の二度、聖ルカ組合の理事に選ばれていることは、フェルメールが画家として高い評価を得ていたことを示しています。
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ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(Georges de La Tour)
  • 作品が、まったく画風の違う「夜の画家」と「昼の画家」の2つの系統にわかれます。「夜の画家」の作品は、聖書に題材にした夜の情景が、静謐さと深い精神性をもって厳かに描かれています。「昼の画家」の作品は、対象を写実的に描いた風俗画です。
  • 没後、次第に忘却され、作品は作者不詳のままフランス各地に保管されていましたが、20世紀初頭に「再発見」されました。
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ルーベンス

ピーテル・パウル・ルーベンス(リュベンス、Peter Paul Rubens)

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  • 力強く壮麗な作風で、バロック期を代表する画家です。
  • 肉づきのよい豊満な女性像が特徴で、「肉屋のルーベンス」ともいわれます。
  • 画家として成功して大工房を運営するだけでなく、人文主義学者、外交官としても活躍しました。
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レンブラント

レンブラント・ファン・レイン(Rembrandt Harmensz. van Rijn)

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  • 前期は明暗法を駆使し、「光と影の魔術師」と呼ばれるようなドラマチックな作品を描きました。
  • 肖像画家として成功した後に、相次ぐ身内の死や浪費癖による財政的苦難にあえぎました。そんななか、数多くの自画像を含む人間の内面を描く精神性の深い作品を残しました。
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ジョット

ジョット・ディ・ボンドーネ(Giotto di Bondone)

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  • ジョットは、形式的なビザンティン様式が支配的だった当時の西洋絵画にそれまでなかった奥行きのある三次元的な空間を描き、生き生きとした動きや表情を持った人物を立体的に表現しました。
  • 神中心の世界観から人間中心の世界観を示し、マザッチョを通じてその後のルネサンス到来につながる道筋をつくったことで、「西洋絵画の父」「近代絵画の祖」などといわれています。
  • ジョットはジョルナータ法というフレスコ技法を確立しました。フレスコ画は、漆喰が乾かないうちに水で溶いた顔料を塗らなくてはならないので、画家が一日(ジョルナータ)で描ける分量だけ漆喰を塗っていくという方法です。
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フラ・アンジェリコ

フラ・アンジェリコ「受胎告知」
フラ・アンジェリコ(Fra’ Angelico)
  • 本名はグイド・ディ・ピエロで、フラ・アンジェリコは「天使僧」を意味する通称です。
  • サン・マルコ修道院の祭壇画『マエスタ』で、それまでは宙に浮いた形で描かれていた聖人たちが地上に立っている姿を描き、後世の画家に影響を与えた。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ

レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)

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  • ミケランジェロ、ラファエロとともにルネサンス3大巨匠と称されています。
  • 天文・自然科学、軍事など多くの分野で才能を発揮しました。
  • 輪郭線をぼかして微妙に色を変化させるスフマート技法から、空気遠近法を生み出しました。
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デューラー

アルブレヒト・デューラー(Albrecht Dürer)

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  • 当時の画家としては珍しく何枚もの自画像を描いています。有名な1500年の自画像では、聖画像や墓碑にしかなかった真正面からの向きで描き、キリストと重ね合わせるような表現を用いています。
  • ドイツの木版画とイタリアの銅板画の技術を融合させ、木版画『黙示録連作』や銅版画『メランコリアⅠ』をはじめとする版画は、イタリアにも影響を与えました。
  • 『人体均衡論』などの美術理論書も著し、ドイツ美術の後進性を打破する使命感を持って活動しました。
Biography
  • 1471年 ニュルンベルクに金細工職人の子として生まれる。
  • 父の工房で働き、ミヒャエル・ヴォルゲムートに絵画の基礎を学ぶ。
  • 1490-1494年 当時の習慣にしたがって、ドイツ、スイス各地へ遍歴修行に出る。
  • 1494年 ニュルンベルクで銅細工師の娘アグネス・フライと結婚するが、2ヶ月後にヴェネツィアへ赴く。
  • 1495年 ニュルンベルクに戻って、自身の作業場を持ち、木版作品を制作する。
  • 1505-1507年 2度目のイタリア滞在。祭壇画などを制作するかたわら、ジョヴァンニ・ベリーニと親交を結ぶ。
  • 1507年 ニュルンベルクに戻る。ルネサンスの人体表現をドイツ美術の伝統に生かした作品を制作し、ドイツ・ルネサンス最大の画家となる。
  • 1520-1521年 終身年金の申請のためネーデルラントへ行く。
  • 1528年 ニュルンベルクで死去。56歳。聖ヨハネ聖堂に埋葬された。
代表作