スペインのロマン主義

スペインのロマン主義

スペインでは、ゴヤが18世紀から19世紀への架け橋となりました。

ゴヤは王室のタペストリー工場の下絵描きから出発して宮廷画家になり、ロココ風の華麗な色彩と流麗なタッチの絵を描いていました。しかし、病気で聴覚を失い、流行画家から人間の内面を赤裸々に描く画家へと転換していきます。

そして、戦争の悲惨さを告発した版画集「戦争の惨禍」や、連作「黒い絵」を残しました。主観的な情熱を作品にしたゴヤは、ロマン主義の先駆者とされています。