印象派

印象派

印象派の父といわれるマネが描いた「草上の朝食」と「オランピア」は、どちらもスキャンダルを巻き起こしましたが、その明るい画面は多くの若い画家をひきつけました。

19世紀のフランスの画家にとって、サロンは作品を公表できるほとんど唯一の場でしたが、審査基準は保守的で、無名の若者たちの新趣向の絵画は落選の憂き目をみていました。

モネ、ルノワール、ドガ、シスレーらは1874年に印象派展を開催し、第8回までにのべ55人の画家が出品しました。「印象派」という名称は、モネの作品『印象・日の出』にちなみます。

印象派の画家たちは、実際に見たものを忠実に描こうとしました。

ひとくちに印象派といっても、ひたすら光を追ったモネ、踊り子を描いたドガ、風景を好んだシスレーやピサロなどそのアプローチはさまざまでした。