マレーヴィチ

カジミール・マレーヴィチ(Kazimir Malevich/Казимир Малевич)

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  • 絵画上の抽象というものを絶対的な極限に至らしめたシュプレマティズムの創始者。
  • 「物はそれ自体に幾多の瞬間を含みこんで、その様相も多様である、したがってそれを描いた絵画もまた多様なのである。」(「立体主義からシュプレマティズムへ 新しい絵画のリアリズム」1915年)
  • 「線と洗練された色彩の漆のなかですべてが滅びる-無秩序の新しい夜明けのうちに芸術の新しいページに光をあてよう-(中略)-無秩序の旗は我々の自我の旗である。そして自由な風のような我々の知性は、我々が精神の空間のなかにもっている創造的なものを震わせることだろう。」(「新しい境界へ」1918年)
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カンディンスキー

ワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky/Василий Кандинский)

Vassily-Kandinsky

  • 1910年に水彩による最初の抽象画を描いた抽象絵画の先駆者。カンディンスキーは、抽象絵画は「内的必然性」を表現するための理想的な方法であると考えました。
  • 理論家、教育者でバウハウスなどの教授をつとめました。
  • カンディンスキーは音に色を感じるなど、本来独立している五感がつながっている共感覚の持ち主で、視覚表現に聴覚次元の感覚を喚起させることを意図した作品を制作しました。
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ピロスマニ

ニコ・ピロスマニ(Niko Pirosmani/Нико Пиросмани)

Niko_Pirosmani_1916

  • プリミティズムの代表的な画家。
  • フランス人女優マルガリータとのロマンチックな伝説は、アンドレイ・ヴォズネセンスキーの詩「百万本のバラ」によって有名になり、歌がヒットした。
  • 1912年、休暇でチフリスを訪れた前衛芸術家に「発見」され、1913年「標的」展に出品した。
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フィローノフ

パーヴェル・フィローノフ(Pavel Filonov/Павел Филонов)

Filonov_Selfportrait_1921

  • 分析的芸術理論を提唱し、その理論をいくつかのマニフェストにして残しました。
  • 「世界を開花させる芸術家、プロレタリアの芸術家は、対象とその環境のあらゆる術後・属性を動員する。すなわち、現実、脈動とその領域、生体力学、知性、放射、組み込み、発生、色彩と形態における過程、要するに生活のすべてを。」(「『世界的開花』宣言」より)
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ムンク

エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)
220px-Edvard_Munch_1912

  • 幼少期に身近に「死」を実感し、自身も病弱で絶えず生きることに不安を抱き続けました。「病と狂気と死は、私の揺り籠の上を舞い、その後も私を追い続けた黒い天使であった」と晩年に語っています。
  • 風景や人物など描くものに恋愛、性の悩み、不安、死など内面の強烈な感情を託して表現しました。これらの作品を「人生のフリーズ」と呼びました。
  • 病弱なムンクは、結婚に否定的で、生涯独身でしたが、数多くの女性と交際し、愛や性にまつわる作品を数多く残しました。そのため、エロス(愛)とタナトス(死)の画家といわれます。
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