ずいぶん間が空いてしまいましたが、世界フィギュアスケート国別対抗戦(WTT)観戦記第3回。
男子フリーで演技を見てファンになったのが、ロシアのミハイル・コリヤダ(Михаил Коляда)くん。
「ラ・ヌーバ」のパートは、わざわざサーカス系のダンスコーチについて、サーカスに特徴的な動きを習ったのだそう。冒頭の4回転ルッツこそ転倒してしまいました(高さ、回転は十分なのであとは着氷だけ)が、あとは全てのエレメンツに加点が付くすばらしい演技でした(スピン・ステップともレベル4)。最後、間違って審査員とは反対の方向を向いてフィニッシュのポーズをしてしまったのはご愛嬌^^
2016/2017はSPもコミカル路線だったのですが、今季はどんなプログラムを見せてくれるのか、楽しみです。
で、WTTのエキシで演じたのがまさかの「バーバ・ヤーガ」!
「バーバ・ヤーガ」はロシア民話に出てくる魔女というか、山姥というか・・・な存在なのですが、おもしろすぎ!!
ビリービンの「うるわしのワシリーサ」では、「バーバ・ヤーガ」はこんな風に描かれています。
EX、メドちゃんの「セーラームーン」はともかく、「バーバ・ヤーガ」はなんだかわからなかったお客さんも多かったのでは???(ロシア人にはおなじみのキャラなんですが)
そして、もうGPシリーズ(2017/2018)のアサインが発表されました。
コリヤダくんはロステレコム杯と中国杯にエントリー。ロステレは羽生クンとネイサン、COCはボーヤン、ハビがいますが、なんとかファイナルに出られるといいな(見に行ける可能性はすごーく低いのですが、今年のGPFは名古屋開催)。3位-3位でまさかのファイナル進出(←失礼)を果たした昨年のリッポンの例もありますし・・・ Удачи тебе, Миша!
余談ですが、コリヤダ(発音に忠実に表記するなら「コリャーダ」)くん、なんで男性の名前なのに“a”で終わるのかな?と思って調べたら、“非ロシア語的な姓”には一般的なルール(ロシア人の姓は男性、女性で決まった形に語尾変化)を無視した姓があるとか。