ロココ

ブーシェ「ポンパドゥール夫人」
ロココ

太陽王ルイ14世が1715年に亡くなると、曽孫のルイ15世が5歳で即位し、オルレアン公フィリップが摂政として国政を仕切りました。

壮麗で威圧的なバロックから、軽やかで優美なロココへの転換は、このオルレアン公の摂政時代にほぼ対応しています。ヴァトーはまさにこの時代の上流階級の「雅宴」を描きました。

ロココの芸術と文化はフランスを発信地としてヨーロッパ各国に伝播しましたが、これを支持したのは、急速に力をつけてきた市民階級でした。 “ロココ” の続きを読む

17世紀のフランス美術

プッサン
17世紀のフランス美術

17世紀、フランスは宗教戦争の混乱から強力な王権によって国家を再建しようとしました。

文化と芸術は庇護され、古典やラファエロなどのルネサンス芸術を学ぶ王立アカデミーが作られました。そこから、厳正で明晰なフランス古典主義が生まれました。
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ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(Georges de La Tour)
  • 作品が、まったく画風の違う「夜の画家」と「昼の画家」の2つの系統にわかれます。「夜の画家」の作品は、聖書に題材にした夜の情景が、静謐さと深い精神性をもって厳かに描かれています。「昼の画家」の作品は、対象を写実的に描いた風俗画です。
  • 没後、次第に忘却され、作品は作者不詳のままフランス各地に保管されていましたが、20世紀初頭に「再発見」されました。
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