ダダイズム

Schwitters
ダダイズム

1916年、第一次大戦の混乱に嫌気がさして、中立国であるスイスのチューリヒに集まった芸術家たちによって、従来の芸術を根底から否定する過激なダダイズム運動が起こりました。

盛り場にあるキャバレー・ヴォルテールを舞台にして、詩人フーゴー・バル、トリスタン・ツァラ、リヒャルト・ヒュルゼンベックらは奇抜な扮装で登場し、観客への挑発的な行為を繰り返しました。

美術家では、抽象表現を模索するいっぽうで、紙をまきちらした作品などで偶然の法則を制作に導入したハンス・アルプが参加しました。 “ダダイズム” の続きを読む

キュビスム

キュビスム

色の解放の次に、形の解放であるキュビスムが起こります。ピカソとブラックによって始まったこの運動は、強い感情を表現しようとするフォーヴィスムなどの表現主義的な考え方と違って、形を論理的に解放しました。

ピカソが1907年に制作した「アヴィニョンの娘たち」では、対象は幾何学的で単純な形態に還元され、遠近図法を使わない奥行きの浅い絵画空間で構成されています。 “キュビスム” の続きを読む