美術館

豊田市美術館

豊田市美術館とは 1995年に開館。 美術館は谷口吉生、庭園はピーター・ウォーカーの設計。 日本で唯一のエゴン・シーレの油彩画や、2点しかないグスタフ・クリムトの油彩画を所蔵しています。 公式サイトのコレクション紹介ページでは音声で説明を聞...
美術館

アーティゾン美術館

アーティゾン美術館とは ブリヂストンの創業者、石橋正二郎が絵画の収集を始めたのは、画家・坂本繁二郎に青木繁の作品の収集を求められたことがきっかけでした。坂本は青木の親友で、石橋の小学校時代の教師でした。 石橋は、戦後「日本の洋画家達の作品と...
10~12世紀 ロマネスク

ケルズの書③

「ルカ福音書梗概」の冒頭部分。ZACHA/riae sacerdotii appa/ruit angelus(「聖職者ザカリアのもとに天使が現れた」)。 ザカリアのZの文字の周りに2頭の獅子がいます。 ザカリアの残りの文字は、組紐文様、草の...
10~12世紀 ロマネスク

ケルズの書②

「ケルズの書」には、全ページ大で描かれたマタイとヨハネの肖像があります。 マルコとルカの肖像は当初はあったと思われますが、いつのまにか失われたようです。 マタイ 左手に福音書を持っています。 上衣の三点文様は三位一体を象徴しています。 ヨハ...
10~12世紀 ロマネスク

ケルズの書①

「ケルズの書」は序と四福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)の本文の写しと装飾で成り立っています。 「ケルズの書」は1007年、教会から盗み出されたと「アルスター年代記」にあり、その後発見されましたが、このとき写本箱や写本の一部が欠損しまし...
10~12世紀 ロマネスク

リンディスファーン福音書

アイルランドとノーサンブリア(イングランド北部)の諸修道院内に設けられた写本制作工房では、数々の福音書写本が筆写されました。 リンディスファーン福音書は、ノーサンブリアのリンデスファーン修道院で、7世紀末から8世紀初頭にかけて製作されました...
19世紀 近代2

アール・ヌーヴォー

19世紀末から20世紀初頭にかけて、デザイナーたちは時代にふさわしい新しい装飾芸術を追求しはじめます。 ジャポニズムやウィリアム・モリスのアーツ&クラフツ運動の影響、自然主義、象徴主義などが入り混じって、パリとブリュッセルでアール・ヌーヴォ...
19世紀 近代2

アーツ&クラフツ

19世紀後半、機械の発達や都市の成長によって工芸の世界に転換期が訪れ、従来の手仕事による生産形態はしだいに居場所を失いつつありました。 それに対して危機感を感じ、「何が人間にとって正しい工芸やデザインか」「そのためには社会はどうあるべきか」...
20世紀~

ナイーヴ・アート/素朴派

素朴派とは、独学で独自の画風を生み出した画家たちを指す名称で、特定のグループや流派の集まりではありません。 ルソーは素朴派のなかで最も有名ですが、税関に勤めながら絵を描く日曜画家でした。41歳でサロンにはじめて出品しますが、落選。49歳で仕...
20世紀~

デ・スティル

第一次大戦が終わると、オランダや東欧で前衛的な動きがさかんになってきます。その主要なメディアは、美術作品自体や展覧会というよりも、同人誌的な美術雑誌であり、これを土台にしたネットワークが、1920年代の美術動向を大きく左右することになります...