18世紀のイギリス絵画

18世紀のイギリス絵画

18世紀までのイギリスは、本国の画家よりホルバインやヴァン・ダイクなどの外国人画家たちが活躍していました。

この時代に、ようやくイギリス人によるイギリス絵画が登場します。1768年、ロイヤル・アカデミー(王立美術院)が設立され、レノルズが初代院長に選ばれました。しかし、彼は保守的で、その後のイギリス美術の進展をむしろ阻害することになります。 “18世紀のイギリス絵画” の続きを読む

イタリアのロココ

カナレット「バジリカのあるサンマルコ広場」
イタリアのロココ

18世紀のイタリアは経済的に凋落しつつありました。ヴェネツィアはナポレオンの軍事侵攻によって、1000年以上に及ぶ共和国の歴史が閉じようとしていました。

しかし、この時期にヴェネツィア絵画は重要な画家を輩出し、第2の黄金時代を迎えます。

イタリアに最先端の美術はありませんでしたが、古代遺跡やルネサンス期の美術を見る観光地となり、そのお土産としてヴェドゥータ(都市景観画)が流行しました。 “イタリアのロココ” の続きを読む

ロココ

ブーシェ「ポンパドゥール夫人」
ロココ

太陽王ルイ14世が1715年に亡くなると、曽孫のルイ15世が5歳で即位し、オルレアン公フィリップが摂政として国政を仕切りました。

壮麗で威圧的なバロックから、軽やかで優美なロココへの転換は、このオルレアン公の摂政時代にほぼ対応しています。ヴァトーはまさにこの時代の上流階級の「雅宴」を描きました。

ロココの芸術と文化はフランスを発信地としてヨーロッパ各国に伝播しましたが、これを支持したのは、急速に力をつけてきた市民階級でした。 “ロココ” の続きを読む